結婚式写真の撮り方のコツを解説!撮影後はフォトブックにするのがおすすめ

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結婚式写真の撮り方のコツを解説!撮影後はフォトブックにするのがおすすめ

フォトブックとアルバム

「結婚式の写真撮影には何を準備すればよいのだろう?」このような疑問をお持ちの方は多くいます。結婚式の写真撮影は、とくに花嫁にとっては重要なものです。やり直しがきかないので、しっかり下準備をして良い写真が撮れるようにしておきましょう。

人生のなかで大きなイベントである結婚式の撮影を失敗しないために、コツや注意点をまとめています。これから結婚式の写真撮影を行う人は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚式写真を撮る際に必要なもの

結婚式の写真撮影に必要な機材は以下の5つです。

1.一眼レフ

結婚式の撮影には「一眼レフカメラ」が最適です。昨今のスマホは非常に画質が良くきれいな写真が撮れますが、結婚式のような大事な機会にはやはり一眼レフカメラがベストでしょう。カメラには以下のような種類があるので、よく検討してから購入するのがおすすめです。

一眼レフカメラ
  • ・カメラのなかにミラーが入っている構造
  • ・高画質な画像が撮影できる
  • ・レンズが交換できる
ミラーレス一眼カメラ
  • ・カメラのなかにミラーがない構造
  • ・ミラーがないことでファインダーの見え方が一眼レフと少し違う
  • ・一眼レフと同等の高画質
  • ・レンズ交換ができる
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
  • ・カメラとレンズが一体型になっている構造
  • ・ボケ写真は撮れない
  • ・本体はコンパクトだが画素数は一眼レフに劣る

結婚式の撮影には一眼レフまたはミラーレスカメラを使用すると、きれいな画像が撮影できるでしょう。

2.一眼レフ用レンズ(望遠レンズ)

撮影場所にもよりますが、もし新郎新婦から少し距離がありそうな場合は望遠レンズをつけておくと安心です。一眼レフのレンズには、望遠レンズのほかに「超広角単焦点レンズ」や「広角単焦点レンズ」など、用途に合わせたさまざまな商品が販売されています。ノーマルレンズだけでは足りないときは、他のレンズに付け替えてみるのもおすすめです。

3.ストロボ

ストロボは光を出す照明機材です。カメラにはフラッシュが内蔵されていることがほとんどですが、ストロボはそれよりも強い光を出せます。ストロボがあれば暗い場所でもきれいに撮影でき、明るい場所での撮影に使うと発色よく写る効果があります。

4.三脚

三脚を使うと「手ぶれ」が防げるのでおすすめです。披露宴会場の客席側は暗かったり、シーンによって部分的に灯りが絞られたりすることがあります。暗い環境で撮影すると手ぶれを起こしやすいのですが、三脚を使うことで軽減できます。

5.予備のバッテリー

結婚式や披露宴の撮影時間は、少なくとも4~5時間程度を見ておく必要があります。撮影枚数も非常に多くなるので、バッテリーの残量は常にチェックしておかなければなりません。できれば予備のバッテリーがあると安心です。

結婚式写真撮影のコツ

結婚式の写真撮影のコツは「シャッタースピードの管理」です。シャッタースピードとは、「シャッターが開いている時間」のことで、これによって写真の仕上がりが変わります。

シャッタースピードを速くする
  • ・光を集める時間が短い(暗い)
  • ・動いている被写体を素早くキャッチできる
シャッタースピードを遅くする
  • ・光を集める時間が長い(明るい)
  • ・ミラーがないことでファインダーの見え方が一眼レフと少し違う

例えば写真館での撮影のように、照明がある程度同じ環境の場合、シャッタースピードはずっと同じ設定で問題ありません。しかし結婚式や披露宴は参列者を楽しませるためのさまざまな演出があり、照明の明るさや方向がコロコロ変わります。

そのため、均一な明るさでの撮影をキープするのが難しいことが多いのです。そのためシャッタースピードの管理やストロボなどを利用して、できるだけ手ぶれを防ぐことが肝心です。

シャッタースピードに関してさらに詳しく知りたい方は、大手カメラメーカー「株式会社ニコン」のホームページもチェックしてみてください。

結婚式写真を撮るおすすめシーン

結婚式の撮影で、忘れずに撮っておきたいシーンや物などをまとめました。

  • ・控室(お仕度中の写真)
  • ・リハーサルの様子
  • ・結婚指輪
  • ・ウエルカムボード
  • ・ブーケ・ブートニア
  • ・挙式の様子
  • ・披露宴の様子
  • ・参列者
  • ・料理
  • ・ウエディングケーキ
  • ・式次第やペーパーアイテム
  • ・終了後のオフショット

ブーケ・ブートニアを生花で用意した場合は、式が始まる前の鮮度の高い状態で写真撮影しておくのがおすすめです。お仕度中やオフショットの写真も記念になるシーンなので、忘れずに撮影しておきましょう。

結婚式写真を撮る際の注意点

結婚式の写真を撮る際の注意点は「式の雰囲気を壊さないように配慮すること」です。

写真撮影に夢中になって、新郎新婦の大事な結婚式を邪魔してしまっては本末転倒です。すてきな写真を残すことも重要ですが、まずは式の円滑な進行を最優先に考えましょう。

式場によっては挙式中の撮影が制限されていることもあるので、事前の確認が必要です。

結婚式写真を残す方法

結婚式の写真は一生モノの大事なデータと言っても過言ではありません。撮影した写真データが消えてしまわないように、保存方法についてもしっかりチェックしておきましょう。

写真を撮影したあとに行う保存方法としては、以下の3つが代表的です。

  • ・PCに保存
  • ・クラウドに保存
  • ・フォトブックを作成

この他にも「外付けのHDD」や「CD-ROM(コンパクトディスク)」に保存する方法を利用している人もいます。さまざまな方法を知って自分に合う保存方法を見つけてみてください。

PCに保存

撮影データをパソコンに保管するのはベーシックな保存方法です。カメラにセットしてあったSDカードから画像を読み込み、パソコンに移しておきましょう。パソコン内のフォルダ設定で写真を仕分けできるので、見やすくて便利です。

パソコンにデータを入れておけば、ネットプリントで印刷依頼する際に便利ですし、年賀状の作成もスムーズにできます。デメリットは画像のデータ容量が大きいとパソコンの容量を占有してしまい、動作が重くなる可能性があることです。とくに結婚式の写真は枚数が多くなるので注意が必要です。

クラウドに保存

Web上で画像データを預かってくれるクラウドサービスを使うのも、おすすめの保存方法です。

画像保管のクラウドサービスには、以下のようなものがあります。

  • ・iCloud(アイクラウド)
  • ・Google フォト(グーグルフォト)
  • ・Dropbox(ドロップボックス)
  • ・OneDrive(ワンドライブ)

これらのサービスの会員登録をすると、無料でクラウド上の写真フォルダが使えるようになります。ただし無料会員が預けられるデータ量には限りがあり、多くの写真をアップロードしたい場合は有料会員になる必要があります。

料金プランは各サービスで異なるので、それぞれ公式ページをチェックしてみてください。

フォトブックを作成

撮影した写真を「印刷しておくこと」は、もっとも確実な保存方法です。写真は「あとからそのシーンをもう一度見るため」に撮影しているはずですが、多くの人はなかなか印刷をしません。

データのままで見られる「デジタルアルバム」も増えてきていますが、写真を最大限に楽しむためには、印刷することがおすすめです。フォトブックは印刷した写真を1冊の写真集にまとめてくれる便利なサービスです。「写真を印刷してもアルバムに入れるのが面倒」という方にとっても、手軽に利用しやすいでしょう。

大切な結婚式の写真をとっておきのフォトブックに仕立てよう

結婚式は人生のなかでとても大きなイベントです。とくに女性にとっては、ウエディングドレスの写真は特別なものですよね。

思い出深い結婚式の写真はフォトブックに仕立てて、家族が見られる場所においておきましょう。フォトブックにしておけば気軽に見られるので、幸せな思い出をいつでも振り返れますよ。

思い出の写真をより楽しむために、ぜひフォトブックを活用してみてください。

フォトブックの作成ならフジフォトにお任せください。

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