フォトブックの作り方とは?作る際の注意点についても解説

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フォトブックの作り方とは?作る際の注意点についても解説

複数の写真

「フォトブックを作ってみたいけれど、何から始めればよいのだろう?」

このような疑問をお持ちの方は多くいらっしゃるでしょう。作り方のコツを知らずにオーダーすると「思っていたのと違う……」と失敗してしまうことがあります。

今回はフォトブックを作る際の4つのコツと、注文する際の注意点をまとめました。事前にコツを把握しておくと、おしゃれなフォトブックが完成しますよ。

フォトブック作り初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

フォトブックの作り方のコツ

フォトブックを作る際には、以下の4つのポイントをチェックしておくとよいでしょう。

フォトブックの作り方のポイント

  • 目的やテーマを決める
  • 人物以外の写真も入れよう
  • コメント選びは大事
  • フォトブックのサイズ

以下でそれぞれを詳しく解説します。

目的やテーマを決める

フォトブック作りの第一歩は「テーマを決めること」です。

どのようなフォトブックを作りたいのか、事前に目的とテーマを考えておくとよいでしょう。例えば、「旅行の思い出」「子どもの成長記録」「好きなもの(風景や料理など)」を決めてから、写真を選びます。

フォトブックは、雑誌のページを構成していくようなイメージで作るとスタイリッシュで統一感が出ます。手元に何かの雑誌があれば、どのような順番や構図になっているか参考にしてみてください。

テーマを決めると統一感が出ますが、好きなものをミックスしてオリジナルに作れるのもフォトブックの良いところです。内容や時系列がバラバラでも、自分の好みになっていれば問題ありません。

人物以外の写真も入れよう

フォトブックをおしゃれに仕上げるコツのひとつは、「人物以外の写真を入れる」ことです。

例えば、結婚式のフォトブックを作りたいと考えたとき、以下のような写真を織り交ぜて作るのがおすすめです。

結婚式のフォトブックを作成する際のポイント

  • 新郎新婦のアップ
  • 新郎新婦の立ち姿
  • 新婦の後ろ姿(ドレス)
  • 控室の様子
  • 結婚指輪
  • ブーケ(お花)
  • ウェルカムボード
  • 式場の外観
  • ウエディングケーキ

このようにバリエーションを持たせることで、フォトブックにストーリーができます。1冊の本(物語り)を作るようなイメージで、さまざまなシーンを取り入れてみましょう。

ストーリーのあるフォトブックを作るためには、イベント(結婚式や発表会など)の最中に、たくさんの構図の写真を撮影しておく必要があります。フォトブックを作りたいと考えている人は、できるだけ多くの角度から撮影しておきましょう。

コメント選びは大事

フォトブックに欠かせない要素に「コメント」があります。多くのフォトブックでは、選んだ写真に添えてメッセージも印字できます。コメントには2種類があり、「記録」と「見る人へ向けた言葉」に分かれます。

記録とは、「△歳△ヶ月の身長・体重」や「〇月〇日・場所」といった形で、あとから見たときに状況が分かるようにしておくためのコメントです。

そのほかに、「〇〇ちゃん、運動会がんばったね!」や「一緒にお出かけして楽しかったね」など、アルバムを見る人に向けたコメントを入れることもできます。とくに、子供の成長記録のアルバムには、このようなメッセージを入れておくことがおすすめです。

将来子どもがアルバムを見たときに、写真を撮ってくれた人の愛情を感じることができるので、一言だけでもコメントは入れておきましょう。

フォトブックのサイズ

失敗しないフォトブックの作り方のコツは、サイズをよく検討しておくことです。フォトブックを利用する多くの人は、複数冊のアルバムを作ります。

本棚に収納していくときに、同じサイズで背表紙が揃っていると、スッキリして見た目が良くなります。最初に作ったフォトブックに合わせていくと、あとから「もう少し大きい方が良かった……」と感じるケースも多いです。

「今後どのようなペースでフォトブックを作成するのか?」や「どこに収納するのか?」などを、できれば事前に考えておくとよいでしょう。

日常の写真は手に取りやすいコンパクトなサイズで作成し、結婚式や成人式など大きなイベントのフォトブックは大きめに作るのもおすすめです。重要度の高い写真は、できるだけ大きく引き伸ばしたほうが見栄えも良くなりますよ。

サイズがバラバラすぎると収納が大変になるので、大・小の2パターン程度を用途に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。

フォトブックを作る際の注意点

フォトブックを作成する際の注意点は以下のとおりです。

フォトブックを作る際の注意点

  • データの修正はしてもらえない
  • 画素数が粗いときれいに印刷できない
  • パソコンやスマホ画面と色味が変わることがある

フォトブックに使う写真選びや構図、コメント入力は自分で行います。もしミスがあってもフォトブックの印刷会社では修正してくれません。そのため、間違いのないようによくチェックしてから注文しましょう。

また、撮影時の写真の画素数が良くなかったり、加工フィルターが強すぎたりするときれいに印刷できないこともあります。パソコンやスマホの画面上で見たときと、用紙に印刷された際の色味がイメージと違うこともあるので、注意が必要です。

フォトブックを提供している企業ごとに印刷の方法(インクや機械など)が異なるので、いくつか試してみて、自分好みのフォトブックを見つけましょう。

フォトブックのレイアウトの決め方

本記事ではフォトブックの作り方についてご紹介しましたが、フォトブックを作る際にレイアウト決めは重要です。

別記事の「フォトブックのレイアウトはどう決める?知って得する4つのコツを紹介」にて詳しくご紹介しております。ぜひご覧ください。

フォトブック作りは慣れれば簡単にできる

はじめてフォトブックを作るときは、勝手が分からなくて時間がかかってしまうことが多いです。しかし、何度か作成していけばスムーズにオーダーできるようになります。

フォトブックの冊数が増えていくと、本棚がにぎやかになってとても嬉しい気持ちになります。せっかくのお気に入り写真がカメラやスマホに入ったままでは、もったいないです。オリジナルのフォトブックに仕上げて、家族や大切な人と思い出をシェアしましょう。

フォトブックの作成ならフジフォトにお任せください。

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