入園式の写真を上手に撮るコツは?一眼レフの選び方や撮影の注意点を解説

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入園式の写真を上手に撮るコツは?一眼レフの選び方や撮影の注意点を解説

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保育園や幼稚園の「入園式」は親子にとって大切な節目となる行事です。新生活の始まりの儀式であり、親子が別々の時間を過ごす日々のスタートでもあります。

嬉しい気持ちや緊張、少しさみしい気持ちなど、親も子もさまざまな感情を抱く瞬間です。そんな入園式の思い出は、写真にぜひ残しておきたいですよね。

今回は入園式の写真を上手に撮るコツや、撮影時の注意点をまとめました。これから入園式を迎えるご家庭の方はぜひ参考にしてみてください。

一眼レフで入園式での写真を撮るコツ

入園式の写真を一眼レフで上手に撮影するための、3つのポイントを解説します。

  • ・初心者でも使いやすいカメラを選ぶ
  • ・望遠ズームレンズのついているカメラを選ぶ
  • ・事前に撮影の練習をしておく

入園式のために一眼レフを購入予定の方は、ぜひチェックしておいてください。以下でそれぞれを詳しく解説します。

初心者でも使いやすいカメラを選ぶ

カメラには大きく分けて以下の3種類があります。良い写真を撮影するためには、自分の使いやすいカメラを用意することが重要です。

一眼レフカメラ
  • ・カメラのなかにミラーが入っている構造
  • ・高画質な画像が撮影できる
  • ・レンズが交換できる
  • ・本体は重くて大きい
ミラーレス一眼カメラ
  • ・カメラのなかにミラーが無い構造
  • ・一眼レフと同等の高画質
  • ・レンズ交換ができる
  • ・一眼レフに比べると小さい
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
  • ・カメラとレンズが一体型になっている構造
  • ・画素数は一眼レフに劣る
  • ・手のひらサイズでコンパクト

一眼レフは、レンズの交換ができる本格的なカメラです。プロフォトグラファーのほとんどは一眼レフカメラを使っています。プロ仕様の難しい機種もありますが、初心者でも使えるラインも多数発売されています。

ミラーレス一眼レフは本体がコンパクトで、持ち運びしやすくファミリー層に人気のカメラです。簡単に使える本格的なカメラなので、初心者の人にはぴったりです。ひと昔前は「ミラーレスの機能は一眼レフには及ばない」と言われていましたが、昨今は画質に大きな差はありません。

もっとも簡単に使えるのはコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)です。しかし、コンデジの画素数はスマホ内蔵のカメラと同等程度です。スマホで撮影するほうが手軽なので、昨今コンデジの利用者は少なくなっています。

それぞれの特性を知って、自分に合うカメラを選びましょう。難しすぎる機械や満足できる画質にならないカメラでは、思ったような写真が撮れません。

望遠ズームレンズのついているカメラを選ぶ

遠くからでも子どもの表情を写せるように、入園式の撮影には望遠ズームレンズを用意しておくことがおすすめです。

入園式や入学式は思ったより被写体が遠いことがよくあります。観覧席は後方に設けられていることが一般的なので、わが子の後ろ姿しか見えないケースもあるでしょう。一眼レフをお持ちの方は、あらかじめ望遠レンズをセットしてシャッターチャンスを狙ってください。

事前に撮影の練習をしておく

慣れないカメラで撮影すると、ピントが合わなかったり手ブレしたりしてしまい上手く撮影できません。普段あまりカメラを使わない方や、入園式のために新しく購入したという人は事前にしっかりと練習しましょう。

できれば実際に子どもを撮影しておくと、感覚がつかめます。カメラにたくさん触れて撮影に慣れておくことが大切です。

スマホで入園式での写真を撮るコツ

スマホで入園式の写真を撮る際は、ピントの合わせ方をチェックしておくことがポイントです。せっかく撮った写真がブレていると残念なので、正しくピントを合わせられるように事前に確認しておきましょう。ピントの合わせ方は、機種の説明書やホームページで確認できます。

ほとんどのスマホに「ズーム機能」がついていますが、ズームで撮影した写真はかなり画質が落ちてしまいます。入園式の会場が広い場所であれば、できるだけスマホ以外のカメラがよいでしょう。

入園式の撮るべきシーン

入学式のおすすめの撮影シーンを紹介します。

  • ・「入園式」の看板の前
  • ・園庭の風景
  • ・桜や周りの風景
  • ・式次第の冊子やプリント
  • ・名札
  • ・靴
  • ・制服(あれば)
  • ・帰宅後の写真

正面やアップのショットは当然撮影すると思いますが、それ以外にもぜひ撮影しておいて欲しいものがたくさんあります。

園庭や桜など周囲の風景は、景色だけでもぜひ撮っておきましょう。入園の際、子どもにとって広いと感じた園庭も卒園の頃には手狭に感じることがよくあります。子ども自身がいつか思い出を振り返られるように、周囲の環境も写真に残しておきましょう。

そのほかに、名札や制服、靴なども成長がよく分かるアイテムです。これらも物だけのショットで撮影しておくのがおすすめです。

帰宅後のオフショットもあとから見ると良い思い出になります。朝起きてから、入園式を終えて帰宅するまでを、日記のようにアルバムにまとめておくのもよいですね。

入園式で撮影する際の注意点

入園式の写真撮影をする際の注意点は、子どもの意思を尊重することです。新しい環境のはじまりで、子どもにとっては大きなストレスがかかっている時期です。

「笑って」「こっち向いて」など、大人の都合ばかりお願いしてしまうと、機嫌が悪くなったり、わざと変顔をしたりする子どもも多くいます。写真を撮る気分になれないようであれば、無理に撮影することはあきらめましょう。

入園式の写真を残す方法

入園式の写真を撮影したあとに行う保存方法は、以下の3つがおすすめです。

  • ・PCに保存
  • ・クラウドに保存
  • ・フォトブックを作成

データを確実に守るためには、2か所以上にバックアップをとっておくことが大切です。

PCに保存

パソコンをお持ちの方は、フォルダに写真データを分けておくと便利です。パソコンに画像を入れておけば、編集したりメールで送ったりする作業がスムーズに行えます。

スマホやカメラの液晶は小さいですが、パソコンに入れておけば拡大して細部までチェックできます。

クラウドに保存

インターネット上に画像を保管できる便利なシステムが「クラウド」のサービスです。

  • ・iCloud(アイクラウド)
  • ・Google フォト(グーグルフォト)
  • ・Dropbox(ドロップボックス)
  • ・OneDrive(ワンドライブ)

クラウドサービスなら、スマホからでもパソコンからでも自由にアクセスできるので、自宅以外にいても写真を見られます。無料のサービスが多いですが、たくさんの写真を預けたい場合は有料サービスへの登録が必要な場合もあります。

フォトブックを作成

写真データの保存にもっともおすすめなのは「フォトブック」の作成です。データのままで見られる「デジタルアルバム」も増えてきていますが、写真を最大限に楽しむためには印刷することがおすすめです。

フォトブック(フォトアルバム)なら、印刷した写真を絵本や写真集のように仕立てられます。好きな枚数やサイズの本体を選べるので、オリジナルの写真集が完成します。

入園式の写真はフォトブックに印刷しよう

子どもの入園式は、家族や親族にとって大切な節目の行事です。入園式の写真をフォトブックにして、祖父母へプレゼントするのも喜ばれるでしょう。

フォトブックの作成ならフジフォトにお任せください。

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